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ローンを活用して長年の夢をかなえた人をインタビュー!ローンで叶った!私の○○

ローンを活用して長年の夢をかなえた人をインタビュー!ローンで叶った!私の○○

「念願のガレージハウスを建てた」「海が見える丘の上の家を買った」「学生の頃から憧れていたあの外車を購入」――。ローンを活用することで、長年の夢だったマイホームや車などを手に入れた人にインタビュー。こだわって良かったポイントや妥協したポイント、業者との付き合い方やローンの選び方など、購入後に後悔しないためのコツに迫ります。

第12回 自動車ローンで叶ったラーメン屋台の営業。思う存分腕をふるえます (2014年03月18日)

小田原で串揚げ店『風来』を経営している川崎さんは、たまたま見かけた移動販売車に一目惚れ。自動車ローンを使って購入し、数週間後にはラーメン屋台の営業を始めました。

オーナーさんデータ
神奈川県 川崎さんご一家
家族構成:
夫・雅一さん(44歳・レストラン経営)、妻・真理子さん(44歳・レストラン従業員)、子供2人
年収:
500~600万円
購入した移動販売車:
スズキ「CARRY」
購入価格:
110万円
自己資金:
0円
利用ローン:
オリコのオートローン
金利タイプ:
固定金利型
金利:
3.710%(アドオンから実質年率換算)
ローン借入金額:
110万円
借入期間:
60回
毎月の返済金額:
21,700円(初回:23,800円)

串揚げ店『風来』を経営している川崎さんが、ラーメン屋台を始めるために移動販売車を購入したのは、4年ほど前のことでした。
川崎
10数年前に居酒屋を経営していて、締めにラーメンを出していました。おつまみ用のチャーシューを作っていたので、その出汁がラーメンのつゆにちょうどよかったのです。ところが、素晴らしい串揚げに出会ったことがきっかけで、おしゃれな串揚げ店に転換。ラーメンとイメージが合わないので、ラーメンを出すのをやめました。
自分にとってラーメンは料理の原点。戦後の焼け野原から立ち直ろうとする日本人を支えてきた料理のようなイメージを持っていました。ですから、機会があれば、再びラーメンを作りたいと考えていました。そんな時、道路に移動販売車が止まっているのを発見したのです。屋台で食べるのも好きなので、てっきり営業しているものと思って近づいたら、中古自動車店の展示でした。厨房など、すごくよくできていたので屋台でラーメンを出せばいいとひらめき、数日後にはその移動販売車を購入していました。衝動買いですね(笑)。

一目で気に入った使いやすそうな厨房

数週間後に営業開始。『風来』の運営があるので体力を考え、移動販売の運営は金曜日・土曜日の夜11時から夜中の2時までと決めました。
川崎
屋台の名は『小田原ラーメン 屋台ブラック』。さば、あじ、にぼしを粗めの袋に入れて出汁をとったシンプルなしょうゆ味です。見た目は黒く、しょうゆが濃い感じですが、実際はそれほどしょっぱくない。富山ブラック、郡山ブラックなどと同じ系統です。具はチャーシュー、もやし、ネギ、みつば。あとは味玉やワンタンなどのトッピングがあります。
金曜、土曜は10時頃になると、『風来』の運営は嫁さんに任せて、屋台の準備にとりかかります。用意するのは30食。3時間しか営業しないので、それだけあれば十分。屋台を止めて置く場所は、知人の会社の駐車場など、だいたいいつも決まった場所です。
常連さんはもちろんですが、初対面のお客さんとも話がはずむ。お客さんとの距離の近さが屋台の醍醐味かな。先日は、「子供に屋台文化を教えたい」と親子連れのお客さんが来ました。嬉しかったですね。

シンプルなしょうゆラーメン。見た目ほどしょっぱくない。一杯500円

常連さんが次第に増えてきたので、昨年1月から『風来』の隣にラーメン屋『屋台 ブラック』も開業しました。
川崎
4年も屋台をやっていれば、常連客が増えてきます。それで昨年の1月に『風来』の隣で、ランチタイムだけですがラーメン店を始めました。実は、冬は寒くて移動販売はつらいし、お客さんも出て来ないという事情もあったんですが(笑)。
ラーメン店と串揚げ店は独立していますが、厨房はつながっています。屋台の常連さんが来てくださるのに加えて、いつも屋台を見ていたけれど入る機会がなかったのでこちらの店に来た、というお客様もいらっしゃいました。

昨年1月にオープンした店舗版『小田原ラーメン 屋台ブラック』。営業は午前11時から午後3時まで

もう少し暖かくなるまで屋台はお休み。冬場に出るのは、イベントのお手伝いの時くらいですね。先日は、屋台の常連さんのお招きで、200~300人集まるサッカーイベントに出店させていただきました。

屋台の常連客の紹介で出店したサッカーイベント

ローンの借入金額は110万円。自動車ローンはオリコのオートローンを選びました。
川崎
移動販売車の価格は約100万円。すぐに欲しかったので、中古自動車販売店が取り扱っているオリコのオートローンをそのまま利用することにしました。毎月の返済額を小遣いの範囲内で抑えたかったので5年間の自動車ローンにしました。結果、返済額は21,700円。たとえラーメンが売れなくても返済できます。もちろん小遣いがなくなれば困るから頑張ります(笑)。今年の5月に完済ですが、これまで小遣いに食い込んだことは1度もありません。それどころか、屋台の稼ぎで嫁さんを旅行に連れて行けました。
最後に、これから屋台をやりたい人へのメッセージをお聞きしました
川崎
移動販売の魅力は、すぐに始められるところです。新車もいいですが、すでに厨房がついている中古の移動販売車を選べば、改造の手間もいりません。ネットで探せば、移動販売車を扱っている中古自動車販売店は意外にありますから、覗いてみてはいかがでしょうか。実際に始めれば夏は暑いし、冬は寒い。結構ハードなことは覚悟すべきですね(笑)。

ライターからのコメント。

川崎さんは移動販売を始めたことで、新規顧客の獲得、新しい店舗の運営、イベントへの出店など商売の可能性をぐんと広げました。自動車ローンを上手く活用したため、新しいビジネスチャンスを掴んだといえるでしょう。チャンスのロスはないのか。自動車ローンの活用も考えながら、ぜひ一度、ご自身のビジネスを見直してみてはいかがでしょうか。

企画構成/カデナクリエイト、編集/イー・ローン

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