
テレビやインターネットで見かける消費者金融の即日融資の広告。本当に申込んだその日にお金を借りられるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
答えは「YES」。インターネット申込みに対応し即日カード発行や振込ができる消費者金融なら、最短で即日融資を受けられます。
今回は、消費者金融の即日融資の仕組みや申込む際の注意点、また自分に合った金融機関の選び方などについて解説します。
急ぎでお金を借りたい場合は即日融資ができる消費者金融がおすすめ
まずは、すぐにお金を借りたい場合に消費者金融がなぜおすすめなのか?どんな強みやメリットがあるのか?そこからみてみましょう。
多くの消費者金融で最短即日融資に対応
大きなメリットは、即日融資に対応している金融機関が多いことです。大手消費者金融の多くは、最短即日融資に対応しています。しかも、銀行が休みの土日でも即日融資が可能。特に、インターネット申込みを利用する場合は、即日融資の可能なケースが多くなります。
無利息サービスを提供している金融機関もある
消費者金融には、初回特典として一定期間の利息がかからない無利息サービスを提供しているところもあります。「30日間金利0円」といったサービスが典型です。適用期間内に全額返済できれば、無利息でお金を借りられ、お得です。
女性向けのローンもある
安心して女性が利用できる女性専用のローンや、女性スタッフが対応する専用ダイヤルを設けている消費者金融もあります。派遣社員やアルバイトなど就業形態を問わず、継続的で安定した収入が見込める場合は申込みが可能です。
銀行カードローンは翌日以降の融資となるケースが多い
銀行カードローンの中にも即日審査・即日融資に対応している銀行は一部ありますが、受付時間帯や口座保有者限定などの諸条件から翌日以降の融資となるケースが一般的です。審査基準も消費者金融と比べて厳しい傾向にあります。そのため、急いでお金が必要な場合は、消費者金融のほうが希望通りに借りられる可能性が高いでしょう。
消費者金融で即日融資を受ける流れ
消費者金融で即日融資を受けるための流れはシンプルです。申込みから実際にお金を手にするまでの流れを理解しておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。以下では、消費者金融で即日融資を受けるための一般的な流れを詳しく説明します。
インターネット申込み
消費者金融のインターネット申込みは24時間365日受付しており、必要書類をインターネットで提出することができます。申込みフォームに住所、勤務先、年収、他社からの借入状況、希望する借入額などの必要事項を入力し、本人確認書類を提出した後、審査が行われます。
なお、50万円を超える契約や他社からの借り入れが100万円を超える場合には、収入証明書が必要なので、あらかじめ準備しておくことが大切です。
審査
消費者金融では、申込者の返済能力を判断するため、年齢や就業状況、信用情報などを総合的に審査します。提出した本人確認書類や収入証明書の内容、個人信用情報機関への照会結果をもとに、審査が実施されます。審査結果は、申込時に登録したメールアドレスや電話に連絡が来ます。
契約・借り入れ
審査に通過したら、次は契約手続きです。契約は店舗や無人契約機で行なうほか、インターネット上で完結させる方法があります。
契約完了の通知を受け取った後は、すぐに借り入れが可能です。
即日融資を受けられる消費者金融の特徴

一口に消費者金融といっても、多彩な特徴があります。即日お金が必要ならば、以下のポイントに注意して、申込む消費者金融を選びましょう。
当日審査に対応している
即日融資が可能な消費者金融は、最短20分程度で審査が終わります。ただし、審査の受付時間は会社によって異なります。また、営業日も土日休みのところもあれば営業しているところもあります。年末年始などの長期休暇期間中は審査を受け付けないところもあります。営業日や審査対応時間などを確認し、当日審査を受けられる消費者金融を選びましょう。
電話での在籍確認が不要
提出書類に記載された勤務先に本当に勤めているのか。それを確かめるため、実際に勤務先に電話をかけて確認するのが一般的です、しかし、お金を借りたいのが、終業後や土日の場合には、電話確認ができないので審査が遅くなります。
一方、電話による在籍確認不要の消費者金融もあります。電話確認不要の分だけ早く審査できる可能性が高まるでしょう。
即日カード発行もしくは即日振込に対応している
消費者金融の借入方法は、「カードやアプリを使ってATMで引き出す」「自身の銀行口座に振り込んでもらう」「電子マネーにチャージ」などの方法があります。カードで借りる場合は、即日契約・カード発行が可能な店舗や無人契約機にアクセスできることが条件になります。アプリを使ったスマホATM取引なら、対応しているATMが限られますが、カードを受け取る手間を省略することができます。現金である必要が無ければ、インターネットで完結が可能な振込型や電子マネーチャージ型が便利です。申込む消費者金融が希望する借入方法に対応しているか確認しましょう。
消費者金融で即日融資を成功させるポイント
即日融資を受けるためには、スムーズに手続きが進むよう事前に準備をしておくことが重要です。申込みから融資までの流れを滞りなく進めるために、以下のポイントを押さえながら準備を進めましょう。
事前に必要書類を準備しておく
消費者金融から融資を受けるためには、いくつかの書類を提出する必要があります。本人確認書類に加え、借入希望金額や他社からの借入状況によっては追加で収入証明書が必要な場合もあります。事前に必要書類を確認し、全て準備してから申込みましょう。
できるだけ早い時間に申込みを済ませる
即日融資を希望するなら、できるだけ早い時間に申込みを済ませるのが賢明です。消費者金融の受付時間ギリギリでの申込みは、その日のうちに審査が間に合わないケースがあります。また、申込む際の入力ミスや提出書類の不備などが原因で予想以上に時間がかかることもあるため、できるだけ早い時間帯に申込みを済ませるよう、余裕を持って行動しましょう。
即日融資を希望していると一報する
消費者金融によっては、急ぎの場合には、審査を優先的に進めてくれることもあるようです。申込完了後にコールセンターへ電話連絡し、「即日融資希望」と伝えましょう。
消費者金融の審査に通るための申込みのコツ

即日融資を受けるためには、確実に審査を通過することが大切です。審査落ちを回避するために注意すべきポイントを紹介します。
申込情報を正しく記入する
申込フォームへは必ず正しい情報を記載しましょう。虚偽の申告は審査落ちの要因になります。また、他社での借入状況などは、信用情報などを使ってチェックされるため、嘘をついてもすぐに発覚するので、必ず正しい内容を記載しましょう。
短期間に他の消費者金融に申込まない
他社への申込状況は信用情報で共有され、審査が不利になるので多重申込はやめましょう。仮に、複数申込んだため、審査落ちになれば、信用情報に審査落ちの記録が残ります。特に半年以内に審査落ちの履歴があれば大きなマイナスになります。
年収に見合った借入希望金額で申込む
借入希望金額を大きくすると審査が厳しくなる可能性があるので、無理のない金額にしましょう。そもそも総量規制によって年収の3分の1を超える借り入れはできません。一方、少額の借り入れの場合、所得証明書の提出が不要なので審査がスムーズに進む可能性があります。
即日融資ができない3つのケース
即日融資の利便性を宣伝しているような消費者金融でも、状況によっては審査ができず、翌日以降の融資になることがあります。どのような場合に審査ができないのでしょうか。
申込みが混雑している
連休前、給料日前後のような申込みが殺到する時期は、人手が足りず、即日融資が難しい場合があります。不安な場合は、事前に消費者金融に電話をして混雑具合を確かめておきましょう。
提出書類に不備がある
申込む際に提出する書類の内容に誤りがあったり、必要書類が不足していたりすると、審査に時間がかかり、即日融資が難しくなることがあります。
振込融資先口座の金融機関が即日入金に対応していない
消費者金融からの融資を口座振込で受ける場合、利用する銀行や信用金庫などが24時間365日即時決済・送金ができる金融サービス「モアタイム」に対応していない場合、振込が翌日になることがあります。利用している金融機関がモアタイムに対応しているかどうか事前に確認しておくとよいでしょう。
また、対応している金融機関であっても、銀行システムのメンテナンス時間中は振り込みが反映されないケースもあるので注意が必要です。
即日融資の審査について知っておくべきこと
急いでお金を借りたい時に、時間を無駄にする余裕はありません。間違った行動をしないように、以下の例を参考に注意しましょう。
即日融資は審査が甘いわけではない
即日融資は審査時間が短いので審査が甘いと勘違いしている人もいますが、それはまちがいです。多くの消費者金融では、申込情報を点数化して返済能力を判断する「スコアリングシステム」を活用しているので、短い時間で審査できるわけです。つまり、申込者の返済能力についてはしっかりと審査が行われているのです。審査の甘さを期待して即日融資対応の消費者金融を選ぶのは、大きな間違いです。
もし、審査の甘さをアピールする業者がいるとすれば、正規の貸金業者ではない悪質な違法業者である可能性がありますので、安全のためにも利用は避けるべきです。
受信設定を確認しておく
消費者金融からの審査結果を確実に受け取れるように電話やメールの受信設定を確認しておきましょう。知らない番号やメールアドレスを受信拒否していたため、審査通過の連絡が届かずに借り入れが遅れることがあるからです。
審査なしの即日融資は違法業者なので申込まない
消費者金融業者は貸金業法による規定に基づき、審査なしで融資を行うことはできません。もし「審査なしで即日融資」とうたっている業者があれば、違法な業者なので絶対に申込んではいけません。
正規の消費者金融は、賃金業登録番号があり、金融庁の登録貸金業者情報検索で確認することができるので、知らない業者への申込みや怪しいと思った時には、まず登録を確認しましょう。
即日融資の消費者金融を選ぶときの比較ポイント
即日融資に対応している消費者金融は数多く存在します。自分のニーズに合った消費者金融を選ぶためには、いくつかの観点から各社のサービスを比較することが大切です。ここでは、消費者金融を選ぶ際の主要な比較ポイントについてご説明します。
審査回答期間
融資を受けるためには審査に通過することが前提となるため、特に急いでお金を借りたい場合は審査の速さは重要です。申込む前に審査回答期間を確認しましょう。イー・ローンでは、各消費者金融の審査回答期間や融資までにかかる時間を比較することができます。
ただし、申込みの時間帯や繁忙期などの状況により、通常よりも審査回答が遅くなる可能性があるので注意しましょう。
無利息期間
消費者金融の中には、初回利用者に無利息期間を設けているところもあります。少しでも金利負担を抑えたいなら、無利息期間に着目して借入先を選ぶのもいいいでしょう。
一口に無利息といっても、起算日が初回契約時からなのか初回借入れ時からなのか、無利息期間は何日間なのか、また無利息となる対象金額はいくらまでなのかなど、無利息の内容は消費者金融にとって違うので、内容を比較して選びましょう。
借り入れ・返済のしやすさ
即日融資を受ける際には、借り入れや返済のしやすさにも注目して消費者金融を選びましょう。近年は、従来のカードが必要な借り入れに加え、カードレス対応のサービスも増えています。カードレス対応サービスであればカードの携帯が不要になり、急な出費が発生した際にもスムーズに借り入れできます。
また、毎月の返済額については、多くの消費者金融が「残高スライドリボルビング方式」を採用しており、借入残高に応じて一定割合が返済額として設定されます。この割合は各社で異なり、契約限度額によって割合が変動するところもあるので、各社を比較検討し、自身の返済計画に合ったところを選ぶことが大切です。
ブランド
消費者金融には、銀行系と独立系があります。銀行系は、身近な存在である銀行の傘下にあるため、安心感があります。一方、独立系は柔軟性があり、ユニークなサービスを提供しているところもあります。ブランドによってはポイントサービスやグループ企業の優待サービスを受けられるなど、融資を受ける以外にもお得なサービスを利用できる可能性があります。
まとめ
消費者金融の即日融資は、急な資金ニーズがある方に適したサービスです。即日融資を成功させるためには、必要書類を揃えておくなど事前準備をし、余裕を持って申込むことが重要です。また、各ブランドはそれぞれ独自のサービスを展開していますので、自身の使い方や受けたいサービスにあった消費者金融を選びましょう。
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文/手塚 裕之