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マネーライター×2人の本音トーク!『ローン借入額を抑えるマル秘節約術』

マネーライター×2人の本音トーク!『ローン借入額を抑えるマル秘節約術』

これまでさまざまな節約の達人、副業の達人、投資の達人などを取材してきたライターコンビ、セツ子とヤク雄が、雑誌では書けない本音トークを展開。「本当にお金をセーブできて、ローン借入額を最小限に抑えられる節約術」を披露します。

第1回 チマチマ節約なんてするだけムダ!? (2012年11月05日)

セツ子
今回から始まる「ローン借入額を抑えるマル秘節約術」。「住宅ローンの借入額を抑えるために、節約して頭金をためよう」というように、住宅ローンがらみで節約を始める人って多いよね。
ヤク雄
そうだね。そんな人たちのために節約術をお伝えしよう、ということだけど……。
セツ子
だけど?
ヤク雄
これまでいろんな節約術を取材してきたけど。苦労の割に、たいした節約にならないものが多いような気がする。そう思うのは俺だけかな?
セツ子
実は私も…。節約の代名詞ともいえそうな光熱費は、まさにその例ではないかしら?
たとえば、今年は電気代の値上がりで契約アンペアを下げた人が多いようだけど、思った以上にブレーカーが落ちる。
ヤク雄
かなりイラつくけど、一度下げたら原則1年は戻せない。
セツ子
あとは、取材した独身男性で"節水コマ"を使っている人がいたけど、ドン引きしちゃった。いまどき主婦でも使わないもん。
ヤク雄
男は節約にうといんだよね。だから、逆にみみっちいことをやっちゃう。
セツ子
ガスの無駄を省くために、鍋底からはみ出さないように火力を一生懸命調節するとか。理論的には全く正しいけど、ガス代の節約という観点からは、タバコ1本程度の節約効果もない。
ヤク雄
結婚している男性で、電気代を節約するために家族にローソク生活を強いていた人がいたなあ。子供たちは面白がってたけど(笑)。
セツ子
火事になったら大変!
あとは、家族でトイレ数回分をまとめて流すという水道代節約術もあったなぁ。
ヤク雄
大じゃなくて小だよね?
セツ子
さすがに大は…(笑)。でも取材中、部屋に異臭が…。それでいて、なぜか高価な開運グッズがあったり…。節約の観点が違う。
ヤク雄
風呂のお湯を極力少なくして、お父さんと子どもたちが一緒に入ってカサを増すという水道代節約法も定番だね。
セツ子
そういえば私、節約の取材で行った翌日は必ず体調が悪くなるんだ。
ヤク雄
ん?どうして?
セツ子
節約達人のお宅は、冬は暖房器具を使わず、夏はエアコンをオフ。当人はそれで体が慣れちゃっているから大丈夫みたいなんだけど、私は虚弱体質なので。
ヤク雄
光熱費の節約に執念燃やしているうちに、どんどん特異体質になっていく。本人はそれに気づかないし、周りも指摘しない。
セツ子
女性はともかく、男性がチマチマした光熱費の節約道を極めたところで、器の小さい人間になっちゃう気がする。しかも、いくらがんばっても月1,000~2,000円の節約がせいぜいでしょ。
ヤク雄
だから、節約なんて面倒くさいし、意味ないからやめたとなっちゃうわけだよね。
セツ子
でも、意外とラクに節約する方法って、けっこうあるよね。実は、取材先のネタをいくつか実践してるんだ。もっとも、ズボラな私でも続くことしかやらないけど。
ヤク雄
たとえば、何やってるの?
セツ子
まずは定番だけど、外食する時は、必ず金券ショップでまとめ買いしたジェフグルメカード(全国共通お食事券)で支払ってる。割引率は2~3%くらいだけど、加盟店が35,000店あるから、使える場面が多い。年間1万円以上は節約できちゃう。
ヤク雄
やるね。次回は、その「ズボラ節約術」を詳しく聞かせてよ。
(つづく)

※構成/百瀬康司、イラスト/小豆だるま、企画編集/カデナクリエイト、編集/イー・ローン

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